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短編第100期ぷち感想(#1-#14)

短編の掲示板にも送りましたが、こちらでも挙げておこうと思います。
第100期ぷち感想(おそらくネタバレ含む)です。
長くなりそうなので、前半、後半に分けます。
投票を考えている作品には、☆をつけました。(近日、3つに絞って投票します)


#1 おそらく エム✝ありす 1000

「人生の縮図を見た」と言いたくなってしまう作品。
でも、それは見たつもりなんだろうな、と同時に思った。人生経験積んでないので……。


#2 完全遮蔽物 八代 翔 628

「いや、案外自分の欠点って気づかないもんですよ」って、その個室に言いたい。
こういうショート・ショートのにおいがする話は好き。


#3 穴と棒が登場するからって卑猥だとは限りませんのよ? koshi 990

諷刺小説なんだろうけど、なにを諷刺しているのかわからない。
でも、場面ははっきりと目に浮かぶので、すごい。このギャップが癖になるのかな?


#4 山羊たちの沈黙 なゆら 999

ハイブリッドな作品。電子書籍化に強そう。動画をつけて売り出してそう。
個人的には、行方不明より収監中で授賞式に参加できないほうが……。


#5 植物のひと さいたま わたる 1000

何人ぐらいいるんだろう……そこが気になってしかたがない。センセイって一体……。
なんだろう、作品の背景にダークなものがちらついてしかたない。


#6 大逆循環紙芝居 卒業証書授与式 笹帽子 1000

小説ではなく、歌詞に見えた。言葉の流れかたはとてもきれい。
でも、タイトルの意味がよくわかりません。不勉強ですいません。


#7 死神様だ~ ねむ亭三 849 ☆

おあとがよろしいようで。ででん(鳴り物)。
テンポがよいので、大好き。


#8 十四歳 村上鉄心 733 ☆

危うい感じ。いろんなことを連想的にくっつけて多感な時期をあらわす感じ。なおかつ視野の狭さも十四歳。
うーん、まねできないすごさ。

#9 茶柱 八海宵一 1000

自作。茶柱が立ったところを見たことがないので、作中で景気よく立ててみた。
ちなみに今年のおみくじは「小吉」だった。


#10 うたかた 三浦 1000 ☆

幻想的なおはなし。とてもきれい。
うたかたって、なんなんだろうって純粋にそう思えた。なぞの残し方がうまい。

#11 ぺったんこ 三田村真琴 956

たしかに、こんな人いそう。読みやすくてよい作品だけど、こんな人いそう以外のなにかがほしい。
1000字以内で収めるのは、かなりむずかしそうだけど。欲をいえばそんなところ。


#12 泡の子供 並盛りライス 589 ☆

シャボン玉って本当に儚いと思う。
子供はシャボン玉を見て、「私」は子供を見ている。この構図がよい。


#13 スノウ・ホワイト サカヅキイヅミ 996

こ、怖い。
もう、そのひとことにつきます。


#14 那由他と阿頼耶の狭間にて 彼岸堂 1000

形而下と形而上世界の移動の仕方が心地よい。
読んでいるだけで、一緒に連れて行かれるような感じがした。


……とりあえず、ここまで。後半はまた近いうちに。
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